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| April 6, 2004 |
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全米チャンピオン決定戦
コネチカット大学対ジョージア工科大学
3週間にわたる“マーチマッドネス”は、現地時間4月5日に行われるNCAAバスケットボールトーナメント決勝戦で終わりを迎えようとしています。
およそ6ケ月続いた2004 カレッジバスケットボールシーズンを、全米優勝という輝かしい栄冠を手にして終えることができるのはコネチカット大学か、それともジョージア工科大学か。

アラモドーム
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コネチカット大学は僅差(79−78)でデューク大学を破り、ジョージア工科大学は最後1秒のところでPGウィル・バイナムがシュートを決め、オクラホマ州立大学を67−65で下しました。
プレシーズンに ESPN/USA Today Coaches Poll で第1位にランキングされていたコネチカット大学が全米優勝決定戦まで勝ち残ってきたことは驚くことではありません。
一方のジョージア工科大学はシーズン当初、それほど注目されていませんでした。しかし、11月26日、プレシーズン・NIT トーナメントで、その当時全米第1位にランキングされていた(ESPN/USA Today Coaches Poll) コネチカット大学を 77−61で倒し、プレシーズン・NIT トーナメントで優勝しています。
その試合、コネチカット大学のオールアメリカン C エミカ・オカフォーは背中の痛みに悩まされ 9得点( FG 2/10 )を記録しただけでした。
ここ2試合、下馬評では不利だとされてきたジョージア工科大学がカンザス大学に勝ち、さらにオクラホマ州立大学に勝ってきました。当然、コネチカット大学との対戦でも勝つ可能性は少ないと予想されていますが、彼らはまったく気にしていません。
コネチカット大学にとって、このアラモドーム(テキサス州サンアントニオ)は昨年のNCAA トーナメント・ベスト16( Sweet 16 )でテキサス大学に敗れ、悔し涙を流した場所でもあります。この瞬間から、彼らは全米チャンピオンになることを目標にしてきました。
エミカ・オカフォーも、この1年間、サンアントニオでネットカットすることを夢見てきました。1年前、ここで敗退したとき、ヘッドコーチ ジム・カルフーンはオカファーに言いました。「すばらしいシーズンだったと思う。しかし、来年こそ、ここでネットカットするんだ。」
エミカ・オカフォー
「すぐにその気にはなれませんでした。でも、大学でやらなければいけないことがまだまだあると思いました。」
「それから1年、全米チャンピオンになって、ファイナルフォーの会場であるサンアントニオ・アラモドームのセンターステージに立つことをずっと夢見てきました。」
近年カレッジバスケットボールで、センターというポジションが注目を浴びることはほとんどありませんでした。しかし、この決勝戦では、カレッジバスケットボール界屈指のセンター2人が注目されています。
1人は、オールアメリカンファーストチームに選ばれているコネチカット大学のエミカ・オカフォー( 208cm、114kg)です。彼はカレッジバスケットボール界ナンバーワンのシュートブロッカーです。すばらしい身体能力を有しているオカファーは、昨年、NBA にかなり上位でドラフトされることが予想されていましたが、全米チャンピオンになるために大学に残りました。
そして、その夢をかなえる瞬間が近づいてきています。準決勝で16分間もベンチに座っていたことを考えれば、ベストの試合をしようと意気込んでいることは容易に想像できます。
1試合平均 4.33シュートブロックを記録しているオカフォーと対戦するのは、ジョージア工科大学のルーク・シェーンシャー(オーストラリア出身、216cm、113kg)です。NCAA トーナメントで1試合平均 11.2得点、6.2リバウンド、1.2ブロックを記録しているシェーン・シャーはジョージア工科大学の強力な武器です。
ジョージア工科大学は攻撃のためにシェーンシャーが必要なのではなく、彼の存在そのものが必要なのです。ファウルアウトしないようにすることが重要です。
アトランティックコーストカンファレンスのジョージア工科大学(28勝9敗)とビッグイーストカンファレンスのコネチカット大学(32勝6敗)が対戦するのは歴史上2度目のことです。
ジョージア工科大学は大学史上はじめて全米優勝決定戦に出場します。一方のコネチカット大学は1999年に全米優勝をしており、2度目の優勝を狙います。
| NCAA トーナメント5試合の成績 |
| コネチカット大学 | | ジョージア工科大学 |
| 76.2 | 1試合平均得点 | 68.0 |
| 62.0 | 1試合平均失点 | 63.4 |
| 48.7 | FG 成功率(%) | 45.3 |
| 44.0 | 3PT 成功率(%) | 32.2 |
| 36.8 | 対戦相手のFG 成功率(%) | 39.4 |
| + 11.8 | リバウンドマージン | + 1.2 |
| 1.1 | アシスト/ターンオーバー | 0.9 |
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コネチカット大学ヘッドコーチ ジム・カルフーンは優勝するための要素が十分そなわっていると思っています。また、シーズンをとおして高評価を得ていて、優勝することを期待されていることをうれしく思っています。しかし、ジョージア工科大学がその夢を打ち砕くだけの力をもっていることも認めています。
「ジョージア工科大学は全米で手強い対戦相手の1つです。最近のカレッジバスケットボールの傾向からすると、相対的に背が低いチームです。シェーンシャーを除いては、平均身長 193cm−198cmの選手です。」
ジョージア工科大学ヘッドコーチ ポール・ヒューイット(40歳)ははじめて全米優勝決定戦の指揮をとります。彼は、このような経験ができるコーチがたくさんいないことを知っています。しかし、選手には、「カレッジバスケットボールで全米チャンピオンになれるチャンス、あるいは何か特別なことをするチャンスは4回あります。マーヴィン・ルイスのような4年生にとってはこれが最後のチャンスです。コーチの私には、これから何度かチャンスがあるかもしれません。しかし、君たち選手には今しかチャンスはありません。」と話しています。
ヒューイットは、コネチカット大学のエミカ・オカフォーとルーク・シェーンシャーのマッチアップについて質問されると、「残念なことに、最近ではチームとしてのよさを評価することはなくなってきています。NBAでいえば、ニックス対バレッツ、バックス対セルティックスというような評価をすることはなくなってきています。今では、シャック対ヤオミンというようになっています。それは何ですか? それはバスケットボールではありません。個人競技のテニスです。真剣に、それが最近の試合でよくないことことだと思っています。」と答えていました。
ジョージア工科大学は、選手層が厚く、いつでも選手を使うことができます。また、自信ももっています。しかし、大勢の人がコネチカット大学が優勝すると思っています。
大きな試合で勝つためにはスターが必要です。バスケットボールがチームスポーツだとしても、昨年のカーメロ・アンソニー(NBA デンバー・ナゲッツ)のように、エミカ・オカフォーがコネチカット大学を背負っています。きっと、オカフォーの夢はサンアントニオでかなうことでしょう。
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