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| May 3, 2004 |
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クォーターバックの新旧交代
ビッグテンカンファレンスでは、フットボールチームの春季練習が終わりました。多くのチームは、先発クォーターバックを誰に任せるのか、という状況になっています。

オハイオ州立大学 QB ジャスティン・ズウィック
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オハイオ州立大学では、およそ2年間先発QB を任されていたクレイグ・クレンツェルがNFL シカゴ・ベアーズにドラフト(第148位)されました。
クレンツェルが先発した試合の成績は24勝3敗。オハイオ州立大学は2年連続BCS フィエスタボウルに出場し、2002シーズンには全米チャンピオンに輝いています。
このオハイオ州立大学の先発QB になるのは、ジャスティン・ズウィック(レッドシャツ2年生)かトロイ・スミス(2年生)か。
春季練習終了時点では、ズウィックがわずかにリードしているようです。春季練習最終日に行われた練習試合 “スカーレット&グレイ”で、ズウィックは成功率 61.5%( 16/26 )、165ヤード、スミスは成功率 46.7%( 7/15 )、53ヤードでした。2人とも、タッチダウン、インターセプトは記録しませんでした。
オハイオ州立大学ヘッドコーチ ジム・トレッセル
「先発を決めるまでに、あと29日も練習日があります。今週の土曜日に試合があるとすれば、先発はズウィックですが、スミスもプレイさせます。春季練習中の2人のクォーターバックには満足していますが、2人ともまだまだこれからです。全米チャンピオンになるためには、2人の優秀なクォーターバックが必要だと思っています。」
ミシガン大学では、NFL アリゾナ・カーディナルズにドラフト(第202位)されたジョン・ナヴァールの後を任せる先発クォーターバックの座を、マット・ガテレズ(レッドシャツ2年生)とクレイトン・リチャード(レッドシャツ1年生)が争っています。

ミシガン大学 QB マット・ガテレズ
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4年間先発を続けたナヴァールは、ミシガン大学で7つの自己通算記録と6つの1シーズンパス記録を残しました。
マット・ガテレズは、過去5年間全米第1位にランキングされているデ・ラサール高校(カリフォルニア州コンコルド)の出身です。彼は先発したすべての試合で勝利をおさめ、高校時代は1度も負け試合を経験していません。
ミシガン大学ヘッドコーチ ロイド・カー
「2人のクォーターバックとも、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。試合経験も必要です。」
秋季練習からは、その先発争いにもう1人加わります。全米でも高く評価されているチャド・ヘンネがミシガン大学に入学してきます。
ミシガン州立大学からは NFL セントルイス・ラムズにドラフト(第201位)されたQB ジェフ・スモーカーが抜けます。
スモーカーは21勝を挙げ、1シーズンのパス獲得ヤード( 3,395ヤード)とタッチダウン数( 21)でミシガン州立大学記録を更新しました。また、昨シーズン、1試合平均のパス獲得ヤード( 261.2ヤード)はビッグテンカンファレンス第1位の成績でした。
春季練習を終了した時点では、サウスポーのステファン・リーヴス(レッドシャツ1年生)が一歩リードしています。“グリーン&ホワイト”と呼ばれている練習試合で、リーヴスはパス成功率 57.7%( 15/26)、158ヤード、2インターセプトという成績を残しました。
しかし、秋季練習では、ドゥルー・スタントン(レッドシャツ2年生)と熾烈な先発争いをすることになるでしょう。スタントンは、アラモボウルでスペシャルチームとしてプレイし、膝に大けがを負ってしまい、この春季練習にはほとんど参加することができませんでした。
ミシガン州立大学はパスを中心としたスプレッドオフェンスが持ち味です。このスプレッドオフェンスを最大限に生かしてきたジェフ・スモーカーの後を引き継ぐことは、かなり厳しいものになるでしょう。
ウィスコンシン大学QB ジム・ソルジは第193位でNFL インディアナポリス・コルツにドラフトされました。ウィスコンシン大学史上2人目のことです。
春季練習を終了した時点では、ジョン・ストッコ(2年生)が先発QB の有力候補です。“スカーレット&ホワイト”と呼ばれる春季練習では、WR ジョナサン・オールへの 63ヤードTDパスを含め、2TDパスを記録しています。しかし、9月まで安心はできません。練習試合で 2TDパスを記録したタイラー・ドノヴァン(レッドシャツ1年生)やマット・シェイバード(4年生)も先発クォーターバックの座を狙っています。
ミネソタ大学はQB アサド・アブデゥル・カリックが卒業し、ブライアン・クピト(レッドシャツ2年生)が先発クォーターバックになるでしょう。春季練習では、パス成功率 56.3%( 9/16)、68ヤード、1TD、1インターセプトと安定したプレイを見せていました。
ミネソタ大学ヘッドコーチ グレン・メイソン
「クピトが先発にふさわしいと思っています。」
ミネソタ大学のラン・オフェンスは今シーズンも全米トップクラスに入ることでしょう。RB ローレンス・マローニー、RB マリオン・バーバー3世がその力を十分発揮できるように、相手ディフェンスを分散させるために、クピトはしっかりボールをコントロールしなければならないでしょう。
アイオワ大学からはQB ネイサン・チャンドラーが卒業しました。ネイサン・テイト(2年生)とジェイソン・マンソン(レッドシャツ2年生)が先発クォーターバック争いをしていて、テイトがわずかにリードしています。
昨シーズン、テイトは 11回のパスを投げ、55ヤードを記録し、春季練習試合ではパス成功率 66.7%( 6/9)、83ヤードを記録しました。彼はテキサス州高校フットボールのスターでした。ロバート・イー・リー高校に在籍していた4年間で 12,185ヤード、113TDという成績を残しました。
一方のマンソンは、春季練習試合でパス成功率 100%( 7/7)、139ヤード、3連続TDを記録し、テイトとの差を縮めてきています。
パデュー大学はQB カイル・オートン(4年生)、ペンシルヴァニア州立大学はQB ザック・ミルズ(4年生)、QB マイク・ロビンソン(3年生)、イリノイ大学はQB ジョン・ビューチャー(4年生)、ノースウェスタン大学はQB ブレット・バズニエ(3年生)、インディアナ大学はQB マット・ロベキオ(4年生)がそれぞれ先発として残っています。これらのクォーターバックの中で、オートンがもっともいいQBです。
昨シーズンからの先発QB が残っている大学がわずかに有利な状況でシーズンを迎えることになります。
| 2003 ビッグテンカンファレンス 個人成績(パス) |
| | 試合数 | 回数 | 成功 | 成功率(%) | ヤード | TD | INT |
| ジェフ・スモーカー (ミシガン州立大学:4年生) | 13 | 488 | 302 | 61.9 | 3,395 | 21 | 14 |
| ジョン・ナヴァール (ミシガン大学:4年生) | 13 | 456 | 270 | 59.2 | 3,331 | 24 | 10 |
| カイル・オートン (パデュー大学:3年生) | 13 | 414 | 251 | 60.6 | 2,885 | 15 | 7 |
| ジム・ソルジ (ウィスコンシン大学:4年生) | 12 | 248 | 140 | 56.5 | 2,251 | 17 | 9 |
| クレイグ・クレンツェル (オハイオ州立大学:4年生) | 11 | 278 | 153 | 55.0 | 2,040 | 15 | 10 |
| アサド・アブデゥル・カリック (ミネソタ大学:4年生) | 13 | 250 | 158 | 63.2 | 2,401 | 17 | 5 |
| マット・ロヴェキオ (インディアナ大学:3年生) | 11 | 291 | 155 | 53.3 | 1,778 | 3 | 9 |
| ネイサン・チャンドラー (アイオワ大学:4年生) | 13 | 307 | 165 | 53.7 | 2,040 | 18 | 10 |
| ブレット・バズネア (ノースウェスタン大学:2年生) | 13 | 302 | 162 | 53.6 | 1,916 | 4 | 12 |
| ザック・ミルズ (ペンシルヴァニア州立大学:3年生) | 10 | 251 | 136 | 54.2 | 1,404 | 6 | 5 |
| ジョン・ストッコ (ウィスコンシン大学:1年生) | 3 | 17 | 10 | 58.8 | 123 | 0 | 0 |
| マット・シェイバート (ウィスコンシン大学:2年生) | 12 | 65 | 33 | 50.8 | 441 | 1 | 4 |
| マット・ガテレズ (ミシガン大学:1年生) | 12 | 19 | 13 | 68.4 | 153 | 1 | 0 |
| ドルゥー・テイト (アイオワ大学:1年生) | 6 | 11 | 6 | 54.5 | 55 | 1 | 0 |
|  ジャスティン・ズウィック (オハイオ州立大学:1年生) | 4 | 8 | 4 | 50.0 | 24 | 0 | 0 |
|  ドルゥー・スタントン (ミシガン州立大学:1年生) | 13 | 3 | 2 | 66.7 | 39 | 0 | 0 |
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